保湿とUVケアが美肌の原点
たくさんのスキンケア用品を使うことのリスク

女性の多くは一生のうち、スキンケアにたくさんの時間とお金をかけています。さらに世の中を見回せば、美肌関連の高級化粧品があふれています。
しかしどんなに時間とお金をかけても「シワをのばしてシミを完全に消す」という化粧品はありません。それどころか、肌にいろいろなものを塗り込める方が負担になる場合もあります。
とはいえ、何もしなければ肌の老化は加速してしまいます。老化の進行を遅らせるための唯一のスキンケアとしては「保湿」と「紫外線防止」。これだけで十分と考えられるのです。
一般的なスキンケア化粧品の効果としては、ダメージを受けた肌に水分や油分、栄養分を送り込み、まるで傷ついた細胞が復活するかのごとく語られているケースが目立ちます。肌の専門家からすれば、そのイメージは誤りとしかいいようがありません。生きている細胞に栄養分を送り届けて活性化させることはほとんど不可能だからです。表面からいくら効果な美容液を塗っても、肌の奥の細胞まで活性化させることは、構造上できないのです。[保湿とUVケアだけが美肌を作る:北條元治医学博士著/青志社参照]
洗顔のあとは保湿剤のみでOK!

フルボ酸…*フルボ酸は太古の昔より、数億年の時を経て創られた終生成腐植物質(Humus)です。フルボ酸は自然界の状態ですでにイオン化されているので、細胞レベルで最も吸収されやすい状態にあります。また、フルボ酸は電解質であるため高い吸収性・浸透性をしめします。
グリセリン…グリセリンは大変保湿にすぐれた成分です。さらに食品添加物に使われているように口に入れても安全で、そのすばらしい保湿作用から精製水とグリセリンを使った手作りの化粧水が人気を集めています。 グリセリンは、水分を引き寄せる吸湿力に長けており、肌にしっとりとした潤いを与え、カサつき、かゆみ、粉吹きの軽減に役立ちます
肌の老化の原因の8割は紫外線!

強い紫外線は肌の細胞の老化を加速させます。老化の原因の8割は紫外線といわれています。
紫外線は、太陽から降り注ぐ電磁波のひとつです。長時間、太陽の下にいると、紫外線は肌の表面を通過し土台となる細胞や組織に侵入しこれを破壊します。すると土台部分は正常な状態を維持できなくなり、シミやしわが生じやすくなってしまうのです。これを「光老化」といいます。一度出来てしまったシミやしわは、どんなに高級な化粧品を使っても元の状態に戻すことは難しくなります。そうなる前に、徹底したUV対策をすることこそが、若々しい肌を保つ秘訣なのです。

肌にいい栄養素と食品
たんぱく質 | 鶏のささみ、卵、大豆、しらす干し、牛乳、チーズ、のり類など |
ビタミンA | ほうれん草、小松菜、人参などの緑黄色野菜、うなぎ、レバー、ワカメ、シソの葉など |
ビタミンB群 | うなぎ、レバー、たらこ、すじこ、納豆、緑黄色野菜 |
ビタミンC | レモン、オレンジなどの柑橘類、キウイ、トマト、アセロラ、イチゴ、ブロッコリー、じゃがいも、さつまいもなど |
ビタミンE | 大豆、落花生、アーモンド、小麦麦芽、植物油など |
ミネラル | 海藻類、のり類、豆類、うなぎ、レバー、田作りなど |
DHA | イワシ、ブリ、さんま、はまち、さわらなど |